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人間ドック(脳ドック)

人間ドック(脳ドック)とは

人間ドック(脳ドック)とは 脳の病気は自覚症状が現れにくく、気づかないうちに進行していることがあります。
脳ドックでは、MRI検査やMRA検査などを用いて脳の状態を詳しく調べ、脳梗塞・脳動脈瘤・認知症などの脳疾患を早期に発見・予防することができます。
「特に症状はないけれど不安がある」、「家族に脳の病歴がある」、「生活習慣が気になる」、そんな方におすすめの“脳の健康診断”です。
脳疾患や脳血管疾患は、突然発症して命に関わるケースや、後遺症が残るケースも少なくありません。
また、気づかないうちに進行し、日常生活に支障をきたすこともあります。
こうした事態を防ぐために、脳ドックは非常に有効な検査です。
当院では、脳神経外科専門医として大学病院などで豊富な経験を積んだ院長が、MRIなどの画像をもとに診断を行い、検査結果を当日に丁寧にご説明いたします。

脳ドックはこんな方に
おすすめです

脳ドックはこんな方におすすめです 脳ドックは、将来の病気のリスクを「見える化」し、生活改善のきっかけにもなる検査です。
特に以下のような患者さまにおすすめいたします。

  • 40歳以上で、ご自身の健康状態が気になる方
  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病をお持ちの方
  • 喫煙習慣のある方
  • ご家族に脳卒中や認知症の既往歴がある方
  • 肥満体型の方、メタボリックシンドロームの方
  • くも膜下出血、脳出血、脳梗塞の家族歴がある方
  • 狭心症や心筋梗塞の既往がある方
  • 飲酒、喫煙習慣がある方
  • 食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足などがある方

脳ドックで分かる病気

脳ドックでは以下のような病気を発見することができます。

  • 脳出血
  • くも膜下出血
  • 脳動脈の閉塞・狭窄
  • 脳動脈瘤
  • 脳血管奇形
  • 慢性硬膜下血腫
  • 頸部動脈などの閉塞・狭窄
  • 水頭症
  • 脳腫瘍
  • 眼窩内腫瘍
  • 脳外傷
  • 脳血管障害による認知症発生予測
  • 脳萎縮
  • アルツハイマー病
  • パーキンソン病
  • 脊髄小脳変性症
  • 片頭痛
  • 顔面神経麻痺
  • 髄膜炎
  • 三叉神経痛
  • てんかん など

脳腫瘍

脳腫瘍は脳に発生する腫瘍です。多くは良性ですが、良性であっても増大すると脳を圧迫し、様々な障害を引き起こすことがあります。発見された場合は、経過観察、手術、放射線治療などが必要となります。

詳しくはこちら

脳動脈瘤

脳動脈瘤とは、脳の血管の一部が風船のように膨らんだ状態をいいます。破裂するとくも膜下出血を引き起こし、命に関わる危険性があります。
破裂のリスクは動脈瘤の大きさや位置によって異なり、発見された場合は経過観察を続けるか手術を行うかを慎重に判断する必要があります。
高血圧や喫煙、脳卒中の家族歴などがリスク要因として知られており、30歳以上の約1%にみられるとされています。「中高年だけの病気」と思い込まず、若い世代の方も注意が必要です。

頸動脈狭窄

頸動脈狭窄は、将来的な脳梗塞のリスクを高める状態です。
全身で動脈硬化が進行しているサインでもあるため、心筋梗塞や末梢動脈疾患の発症リスクも上昇します。
薬物療法により、脳梗塞を含む上記疾患の発症を予防します。

認知症などの脳異常

MRI・MRA検査、血液検査などの結果に基づき、認知症をはじめとする脳の異常の有無を調べます。もし認知症、あるいはその前段階である軽度認知障害と診断された場合は、それぞれに合わせた治療を行います。

詳しくはこちら

無症候性脳梗塞
(かくれ脳梗塞)

画像検査で脳梗塞の所見が見られるにもかかわらず、症状が現れていない状態を無症候性脳梗塞と呼びます。そのほとんどは小さな脳梗塞(ラクナ梗塞)であり、高齢者の10~20%に見られる珍しくないものです。しかし、将来的な脳梗塞や脳卒中、さらには認知症のリスクが高い状態であるため、経過観察と治療が必要です。

脳微小出血

脳微小出血とは、脳の中にごく小さな出血が起こっている状態を指します。高齢者の約5〜20%、脳梗塞を経験された方の約30〜40%にみられると報告されています。
この状態があると将来的に脳梗塞や脳出血のリスクが高まり、認知症の発症にも関与するといわれています。主な原因は加齢や高血圧であり、血圧のコントロールを中心とした継続的な治療・管理が重要です。

当院の脳ドックの特徴

当院の脳ドックは以下のような特徴があります。
お気軽に当院へお問い合わせください。

AI技術を搭載した高性能MRIを導入

AI技術を搭載した高性能MRIを導入当院では、AIを活用したMRIを導入しております。これにより、高画質を維持しながらの撮影時間短縮、ノイズの少ない鮮明な画像、そして操作時間の短縮を実現しました。

脳神経外科専門医・脳卒中
専門医が検査結果を説明

脳神経外科専門医・脳卒中専門医が検査結果を説明 当院の院長は、脳神経外科専門医・脳卒中専門医としての豊富な経験と確かな知識をもとに、お一人おひとりに寄り添った診療を行っています。
検査結果はできる限り当日中にお伝えし、速やかに安心をお届けするとともに、今後の治療方針についても丁寧にご説明いたします。

日曜日も即日検査が可能

日曜日も即日検査が可能 当院では、平日にお仕事などでお忙しい方にも受診していただけるよう、日曜日も即日検査を行っております。
「平日は時間が取れない」「休日にゆっくり検査を受けたい」という方でも、無理なくスケジュールを組んでいただけます。
ご希望の方は、事前にお電話またはLINE予約にてご相談ください。

橿原市脳ドック助成制度が
利用可能

当院は、橿原市が実施する脳ドック費用助成制度をご利用いただけます。この制度により、脳ドック総費用の7割(上限あり)が助成されます。詳細については、橿原市のホームページをご覧ください。

当院の脳ドックコース・料金

開業キャンペーン中
現在開院記念で先着100名様(残り78名様)は22,000→19,800円(税込)

【脳ドック】
22,000円→19,800円(税込)

<脳の検査を行うコースです>

脳の検査を行うコースです 検査項目:脳MRI+脳MRA
一般的な頭の中の撮影を行います。当院は脳神経外科のクリニックですので、まずこれが基本の脳ドックメニューとさせていただいております。脳の萎縮の程度や脳に何らかの病変ができていないか、また脳の血管が狭くなっていないか、脳動脈瘤ができていないかを確認します。基本的に即日検査、検査結果説明を行います。私自身、35歳のときに頭のMRIの検査を行っています。仕事柄、多くの脳の病気の方を診療し、自身もまず人生に一度ぐらいは脳の状態を把握しておきたいと感じたからです。緊急の患者さまがいらっしゃる場合や混雑している場合はお待たせする場合があることをご了承いただけましたら幸いです。

  • 検査日に院長が問診と検査結果の説明を行います。
  • 画像診断の専門医と医師がダブルチェックした報告書をお送りいたします。
  • 所要時間は約50分~80分です。
  • 検査終了後、院長がモニターに画像を映しながら結果を説明いたします。
  • 検査後約2週間で報告書を送付いたします。

オプション

頸部MRA

税込+2,200円
頭部のMRI+Aに加え首(頸部)の部分の血管も確認します。頸部の動脈はプラークがたまりやすく知らない間に血管が狭くなっていることがあります。症状がない方でも血管が詰まったり、細くなった血管に血栓が形成され突然脳梗塞の原因となったりする部分ですので一度画像検査で確認してみてもよいと思います。

骨密度検査(超音波法)

税込+1,100円
なぜ脳神経外科のクリニックで骨密度検査を?それにはちゃんとした理由があります。私には、病気で寝たきりになってしまう方をなるべく減らしたいという思いがあります。現に脳卒中(脳出血や脳梗塞、クモ膜下出血)で介護が必要になってしまう方は多くいらっしゃいますので、脳神経外科医としての仕事に勤しんできたという背景があります。
脳の病気と同じぐらい問題となるのがご高齢の方の骨折です。足腰が弱り、転倒して骨折することでそのまま介護が必要となってしまう方が脳卒中に勝るとも劣らないぐらい多くいらっしゃいます。
特にご高齢の女性の方は骨密度が低下しやすく、知らない間に容易に骨折してしまう状況になってしまっていることが多いです。事前に自身のお体を把握することで注意したり、治療が必要なほど重度の骨粗しょう症であった場合、適切な治療を開始することが大事だと思います。

脳ドックの流れ

予約

1予約

まずは、お電話もしくはLINEからご予約をお願いします。

問診

2問診

既往歴、ご家族の病歴、生活習慣、現在服用されているお薬などについてお伺いします。コース選択に迷われている患者さまにはアドバイスもいたしますので、お気軽にご相談ください。

各種検査

3各種検査

選択されたコースに沿って、各検査を行います。

4検査結果の説明

検査結果の説明

検査結果は当日中にお伝えします。もし異常がなくても、今後の病気予防に向けた指導やアドバイスを行います。精密検査や治療が必要な場合には、そのご案内をいたします。

脳ドックを受ける際の注意事項

前日は普段どおりにお過ごしいただいて問題ありませんが、寝不足や過度な飲酒は避け、体調を整えておきましょう。
脳ドックではMRI検査を行うため、当日はノーメイクでお越しください。コンタクトレンズをご使用の方は眼鏡での来院をお願いいたします。
また、日焼け止めやマニキュアの使用もお控えください。
検査前には、ピアスやネックレスなどのアクセサリー類や時計を外していただきます。紛失防止のため、あらかじめ身につけずにご来院いただくことをおすすめします。
※ノーメイクでの来院が難しい場合は、クレンジング剤をご持参いただき、検査前にメイクを落としてください。検査後は、院内でお化粧直しをしていただけます。

受診できない可能性がある方

下記に該当する患者さまは、MRI検査を受けることができない可能性があります。

  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある方
  • 心臓ペースメーカーなど、体内に医療機器を埋め込んでいる方
  • ボルトなどの金属が体内に入っている方
  • 脳動脈瘤クリッピング術を受けた経験がある方
  • 磁性体のインプラントを使用している方
  • 刺青やアートメイクをされている方

ご自身が該当するか不明な場合は、一度当院へお問い合わせいただくか、主治医の先生にご確認ください。

よくある質問

脳ドックではどんな病気が
見つかりますか

脳ドックでは、脳出血、くも膜下出血、脳動脈の閉塞・狭窄、脳動脈瘤、脳血管奇形、慢性硬膜下血腫、頸部動脈などの閉塞・狭窄、水頭症、脳腫瘍、眼窩内腫瘍、脳外傷、脳血管障害による認知症発生予測、脳萎縮、アルツハイマー病、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、片頭痛、顔面神経麻痺、髄膜炎、三叉神経痛、てんかんなどの病気を発見することができます。

どんな人が脳ドックを
受診したほうがいいですか

高血圧、糖尿病、高脂血症、また2親等以内の親族に脳血管疾患の病歴がある方は、脳卒中を引き起こすリスクが高いとされています。これらの患者さまには、脳ドックの受診をお勧めいたします。

何年おきに受診したら
いいですか

受診結果によって異なりますが、特に異常がなかった患者さまには2~3年に一度の受診をお勧めしております。

健康保険の対象ですか

脳ドックには健康保険は適用されません。人間ドックと同様に、健康な方が受診される検査であるためです。ただし、脳ドックで異常が発見された場合、その後の精密検査や治療、経過観察には健康保険が適用されます。すでに症状がある方やご病気をお持ちの患者さまは、当院にて診察を受けてください。
近年、多くの健康保険組合や市町村自治体で脳ドックに対する補助制度が増加しています。ご自身の所属する健康保険組合や自治体にお問い合わせください。

結果はいつ出ますか

当院では、MRI検査の結果については検査後10分程度で当日中に説明しております。