健康診断
定期的に健康診断や各種検査を受けることで、現在の健康状態を正確に把握することができます。
病気が見つからなかった場合でも、前回との比較を行うことで、生活習慣の改善や病気予防につながるアドバイスが可能です。
こうした継続的なチェックが、患者さまご自身の健康意識を高めるきっかけにもなります。
当院では、各種健康診断に幅広く対応しています。
当院の健康診断について
検査結果は最短１週間にお渡し可能
検査結果は最短で１週間でお渡しでき、結果説明や生活習慣のアドバイスも速やかに行います。
お急ぎの方にも安心してご利用いただけるよう、迅速で丁寧な対応を心がけています。
検査結果に応じた専門医による丁寧なフォロー
当院の健康診断は「受けたら終わり」ではありません。
結果に応じて必要な精密検査や治療へとスムーズにご案内し、異常がなかった方にも前回との比較を踏まえた健康維持のアドバイスを行います。
専門医がお一人おひとりに寄り添い、継続的な健康サポートを行います。
橿原市特定健康診査
高齢化が急速に進む現代において、疾病全体に占める生活習慣病の割合は増加しています。内臓脂肪型肥満が引き起こす糖尿病や高血圧症などへの対策は、健康と長寿を確保しつつ、医療費の増加を抑制し適正化を図る上で不可欠です。糖尿病をはじめとする生活習慣病は医療費高騰の一因とされており、国を挙げてその予防に取り組んでいます。
国民健康保険では、40歳以上の加入者を対象に特定健康診査と特定保健指導を実施しています。
対象となる方
40歳から74歳までの橿原市国民健康保険の被保険者
費用
受診の際には、患者さまに自己負担金500円をお支払いいただいております。健診費用は約12,000円ですが、そのうち約11,000円は橿原市が負担いたします。
また、受診年度内に40歳、45歳、50歳、55歳、60歳になられる患者さまには、自己負担金500円を補助する制度がございます。
検査項目
基本項目
問診（服薬歴、喫煙歴など）
身体計測（身長、体重、BMI、腹囲）
血圧測定
血液検査
脂質（中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール）
肝機能（AST、ALT、γーGT)
血糖（HbA1c、空腹時）
腎機能（クレアチニン、血清尿酸、eGFR）
貧血検査
尿検査（糖、蛋白）
心電図検査
診察
眼底検査（医師が認めた場合のみ実施）
橿原市後期高齢者健診
後期高齢者医療制度の健康診査は、糖尿病などの生活習慣病を早期に発見し、重症化を予防するため、年1回実施されます。年齢を重ねるにつれて、日頃の健康管理は非常に重要になります。ご自身の健康状態を把握し、生活習慣を見直すためにも、ぜひ健康診査をお受けください。
対象となる方
毎年12月31日までに後期高齢者医療保険に加入された方（注意）翌年1月1日以降に後期高齢者医療保険に加入された方は、今年度の長寿健診は受診できません。
費用
500円
検査項目
基本項目
問診
身体計測（身長、体重、BMI）
血圧測定
尿検査（糖、蛋白）
血液検査
血中脂質検査（中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール）
血糖検査（ヘモグロビンA1c、血糖）
肝機能検査（GOT(AST)、GPT(ALT)、γ‐GT（γ-GTP））
診察
詳細な健診項目（医師が必要と認めた場合に実施）
腎機能検査（血清クレアチニン・eGFR、血清尿酸）
貧血検査
心電図検査
眼底検査
各種検診
MCI(軽度認知障害）検査
MCI（軽度認知障害）とは、健常な状態と認知症の中間にあたる段階を指します。
日常生活には大きな支障はありませんが、物忘れが増えるなどの症状がみられるのが特徴です。
MCIの方のうち、約半数が5年以内に認知症へ進行するといわれています。
当院では、MCIの早期発見を目的としたスクリーニング検査を行っています。
この検査は、脳の神経細胞を傷つける原因とされる「アミロイドβペプチド」に着目し、血液中の3種類のたんぱく質を測定する採血のみの簡単な検査です。
最近物忘れが気になる方や、認知症を予防したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
全身がん検診
開業キャンペーン中！
開院記念１００名さま限定（残り９５名さま）68,000円
DWIBSしっかり撮影コース：
税込80,000円→68,000円
MRIの検査装置を用いて撮影を行い、がんが疑われる病変がないかを調べます。CTと異なり被ばくしないことが最大のメリットですが、少し時間がかかってしまいます（検査時間が約４０～５０分程度）。
全身がん検診のオプション
MRIの撮影では頭部と胸部の情報量がどうしても不足します。完全に全身のがん病変を検索するためには他の検査を併用することをおすすめしています。
A：頭部MRI＋A
税込＋15,000円
（検査時間＋10～15分）
どこの検診センターもそうだと思いますがDWIBSは基本的にしっかりした頭の情報は含まれません。当院は脳のクリニックでありますので、同じMRI検査を行うのであれば一度頭部の詳細な検査を合わせてご検討いただいてはいかがでしょうか？
B：胸部CT
税込＋9000円
MRI検査ですが、どうしても肺には空気が含まれており、磁化率アーチファクトという影響で胸あたりの情報があいまいになってしまいます。放射線を少し浴びてしまう検査でありますがCTの検査を併用することが、詳細に胸部の情報を得ることができます。
C：腫瘍マーカー６項目
（血液検査）
税込＋8,000円
腫瘍マーカーとはがんができたときに上昇する物質を検出する血液検査の項目です。正常細胞が分泌して上昇するものもあり、また腫瘍マーカー自体、がんが進行してから数値が上昇するものが大半なので、必須のオプションではないと思います。しかし、男性の場合でしたらPSAは早期前立腺がんで上昇することが知られており、有意義な検査かと考えます。
男性
AFP（肝がん）、CEA（胃がんや大腸がん）、CA１９－９（肝胆膵がん）、SCC（肺がん）、ProGRP（肺がん）、PSA（前立腺がん）
女性
AFP（肝がん）、CEA（胃がんや大腸がんや乳がん）、CA１９－９（膵臓がん、肝胆膵がん）、SCC（肺がん、子宮頸がん）、ProGRP（肺がん）、CA１２５（卵巣がん）
各種がん検診
胸部CT低線量肺がん健診
税込9,000円
肺がん検診でレントゲンのみを行う手法は見落としがあると思います。
CTでは細かな病変まで検出できますので、逆に癌ではない病変まで見つけてしまう可能性はありますが、それでも事前に癌が疑われる病気を事前に察知することは重要だと考えます。ちなみに、肺がんは脳に転移しやすい腫瘍第１位で、脳外科医にとっても予防したい病気の一つであります。
（CTでの肺癌の検出感度93.3〜94.4％，特異度72.6〜73.4％であり，胸部レントゲンでの検出感度59.6〜73.5％，特異度91.3〜94.1％よりも有用と言われています。検出感度：がんを持っている方を検査でしっかり診断できる確率、特異度：見つかった病気が本当にがんである確率。）
腹部,骨盤内MRI
それぞれ各税込15,000円
お腹のなかの臓器に病気がないか調べます。
女性では卵巣がんや子宮体癌、頸がん、子宮筋腫や子宮内膜症などの有無を調べることができます。
男性では前立腺がんの有無を調べることができます。
健康診断の流れ
1ご予約
まずはお電話にてご予約をお願いいたします。
前日の夕食は21時までにお済ませください。
また、前日および当日のアルコール摂取はお控えください。
検査の6時間前からは、お食事を摂らないようご注意ください。
2検査
ご予約時間の10分ほど前に、当院までお越しください。準備が整い次第、健康診断を開始いたします。
3検査結果のご案内
医師が患者さまに対し、検査結果の説明とアドバイスを行います。